Windows7でMS-Agentを利用する方法

（MS-Agent core componentのインストール
および音声認識ソフトウェアのインストール）

2014年2月作成(湯浅)


MS-AgentはWindowsで動作するデスクトップキャラクタです．
ヘルプシステムやオフィス製品で使われてきましたが，Windows7ではMs-Agentのサポートが無くなり，そのままでは動作しません．
しかしながら、以降で説明する方法で動作させることができます．

ここでは，下記のページにあるMS-Agent（動物キャラクタ）を動作させることを例に説明します．
（※なお，MS-AgentはInternet Explorer上でのみ動作します．他のブラウザでは動作しません）

　　　MS-Agentを用いた動物キャラクタ
　　　http://m-yuasa.net/msagent/agent_test.html

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まず、Microsoft Agent Core Componentをダウンロードします。

　　　 Microsoft Agent Core Componentのダウンロードページ
　 　　http://www.microsoft.com/PRODUCTS/msagent/main.aspx


下記の「Microsoft Agent Core Components」のリンクをクリックします。

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次に現れるページの「Download」ボタン（下図）を押してください。

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ファイルを保存してください（どこでもかまいませんが，あとで分かるところに保存ください）

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保存したファイルのアイコン（下記）をダブルクリックすることでインストールが始まります．

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同意するかたずねられますので，確認してください．

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インストール後，下記の警告が出る場合がありますが、「このプログラムは正しくインストールされました」を押してください。

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さらにもうひとつプログラムをダウンロードします．
「Microsoft エージェント対応のプログラムが Windows 7 で動作しない」ことについて書かれた、下記のページを開きます。

　　　「Microsoft エージェント対応のプログラムが Windows 7 で動作しない」のページ
　　　http://support.microsoft.com/kb/969168

「修正プログラムのダウンロード」をクリックしてください。

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下記のページが表示されるので，同意書を読んで確認ください．

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「すべての環境、言語用の修正プログラムを表示する (2)」のリンクがある場合は，
それを押して，環境を確認ください。

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環境（OSがx86（32ビット）かx64（64ビット）か）に合わせて、選択をします
（下記では６４ビットを選択しています）
「電子メール アドレス」と「表示されている文字を入力」に表示されている文字を入力して、「リクエストの送信する」ボタンを押します。

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メールが送られます．

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リクエストを送信すると，下記のようなメールが届きます．
指示にしたがって、リンクをクリックして、ダウンロードします。
（メールの一番下にダウンロード先が示されています。）

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ファイルを保存します（どこでもかまいませんが，あとで分かるところに保存ください）

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次に，修正プログラムをインストールします。

保存したファイルのアイコン（下記）をダブルクリックします。

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ファイルを解凍するか，たずねられるので、「Continue」のボタンを押します．

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解凍するフォルダ先をたずねられます。ここでは、c:\tmpを指定しています
（他の場所でもかまいませんが，あとで分かるところにしてください）

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tmpフォルダが無い場合は、下記のようにたずねられますので、確認してYESを押してください。

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すべてのファイルが解凍されました．

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C:\tmpのフォルダを確認します。

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C:\tmpのフォルダに

Windows6.1-KB969168-x64.msu

のファイルがあるので、これをダブルクリックします（インストールが始まります）

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同意書が出てきますので、お読みください。

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インストールされます．

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最後にインストールが終了したメッセージが出れば終わりです．
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下記のページでMS- Agentの動作をテストします．
（※MS-AgentはInternet Explorer上で動作します．他のブラウザ上では動作しません．）



　　　 MS-Agentを用いた動物キャラクタ
http://m-yuasa.net/msagent/agent_test.html

ここでは「支配的なキャラクタの動作のテスト」のリンクをクリックしてください．

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下記の表示がされる場合がありますが，クリックして，実行を許可します．

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クリックして，「アドオンの実行」を選択

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コントロールを実行
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プログラムの実行を許可します．

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キャラクタの読み込みを許可します．
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キャラクタが表示されます．(MS-Agentがきちんと動作しています，インストール成功です)

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たとえば，「smile」のボタンを押すとキャラクタの表情が変わります．
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MSエージェントの合成音声モジュールについて


以前はマイクロソフト社から音声合成モジュールが提供されて使用できましたが，現在はダウンロードができなくなっているようです．


音声合成モジュールを用いる別の方法として，下記の二通りがあります．

（1）MSエージェントに対応した音声合成モジュールが入っている音声読み上げソフト「ALTAIR for Windows」をダウンロードしインストールする．
（2）MSエージェントに対応した音声合成モジュールが入っている音声読み上げソフト「ドキュメントトーカ Plus V2.1」をダウンロードしインストールする．
（3）以前にマイクロソフトが提供していたファイルを探してインストールする


ここでは(1)と(2)をインストールする例を示します．

（１）について：
例として，音声読み上げソフトである「ALTAIR for Windows」をインストールし，合成音声を使います．
（ALTAIR for Windowsのページはこちら http://www.normanet.ne.jp/~altair/index.html）

　　　ALTAIR for Windowsのダウンロードページ
　　　http://www.normanet.ne.jp/~altair/download.html
から，最新版をダウンロードします．






ダウンロードのページ

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ファイルを保存してください．（どこでもかまいませんが，あとで分かるところにしてください）
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保存したファイルのアイコン（下記）をダブルクリックすることで解凍が始まります．

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展開先のフォルダを指定してください．
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解凍した先のフォルダの「setup.exe」をダブルクリックして実行してください（インストールが始まります）

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下記の表示がされる場合があります．インストールを選んでください．
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ALTAIR のインストールが始まる．

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これでインストールは終わりです．




インストール後，音声合成が使えるようになります．
（※MS-Agentのすべてが話せるようになるわけではないので注意してください．ALTAIR for Windowsの音声認識エンジンに合わせて作成したMSエージェントのみが動作します）
（※なお，MS-AgentはInternet Explorer上でのみ動作します．他のブラウザでは動作しません）

動作例：
http://m-yuasa.net/interface_agent/n_agent/test.html


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ALTAIR for Windowsに含まれている音声合成モジュールと合わせて作成されています．
「動作例１」「動作例２」のボタンを押すと，動作しながらセリフをしゃべります．






（２）について：
例として，音声読み上げソフトである「ドキュメントトーカ Plus」をインストールし，合成音声を使います．


http://www.createsystem.co.jp/DTalkerSapi1.html
のページから，


ドキュメントトーカ Plus V2.１ のダウンロード
(DTALKERPV21110.ZIP)


と書かれたところよりダウンロードしてください．

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ファイルを解凍します．右クリックして「すべて展開」を選んでください．
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解凍したファイル中の「setup.exe」をダブルクリックしてください．

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これでインストールは終了です．





インストール後，音声合成が使えるようになります．
（※MS-Agentのすべてが話せるようになるわけではないので注意してください．ドキュメントトーカ Plus V2.１の音声認識エンジンに合わせて作成したMSエージェントのみが動作します）
（※なお，MS-AgentはInternet Explorer上でのみ動作します．他のブラウザでは動作しません）


動作例：
　　　http://m-yuasa.net/interface_agent/ms_agent_test.html

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ボタンを押すと別の表情になります．セリフを話すこともできます．
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（難易度が高いのでお勧めしません）（３）「以前にマイクロソフトが提供していたファイルを探してインストールする」について（「lhttsjpj.exe」「spchapi.exe」）


以前にマイクロソフトが提供していたファイルは下記です．
・「lhttsjpj.exe」日本語の読み上げエンジン「Lernout & Hauspie　TTS3000 TTS engine - Japanese」
・「spchapi.exe」Microsoft SAPI 4.0a runtime binaries
これらのファイルの情報について，下記のページに情報があります．このページを参考にダウンロードください．

http://www.abs21.com/salon/2011/text_speech/index_02.html
http://www.v3mail.com/download/ttsengines.htm


※ネット検索で見つけたファイルをダウンロードの際には，コンピュータウィルスに感染していないか十分にご注意ください
（信用できないサイトからの実行ファイルのダウンロードは十分にお気をつけください）


入手したファイル（lhttsjpj.exe）のアイコンをクリックするとインストールが始まります．
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使用許諾契約を確認ください．

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入手したファイル（spchapi.exe）のアイコンをクリックするとインストールが始まります．
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下記が表示される場合がありますが，「このプログラムは正しくインストールされました」を押してください．

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